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『日本歯技』2013年2月号 巻頭言

『日本歯技』 2013年2月号

揺るぎ無き中長期ビジョンに
 

 プロ野球の北海道日本ハムファイターズは昨年、常識を覆した。指導経験がゼロの栗山英樹監督が指揮し、リーグ優勝を果たした。栗山監督曰く、監督に与えられる権限はあまりにも大きいゆえに間違いが起きるという。「監督が変われば強化方針が変わってしまい、チーム作りの継続性がなくなることがある。選手は監督より長くプレーするわけで、常に優勝争いできる戦力を維持するには、中長期のビジョンが大事です」。それはチームの目指すものをはっきりさせることに尽きるという。拠点を北海道に移し、優勝を争い地域に支持され、自立した経営ができるというビジョンがあることだという。

 「中長期総合計画検討委員会」は、日技が“国民に信頼され尊敬される組織”の実現に取り組むべく発足しました。
 “歯科技工のあり方”、“歯科技工士の制度”、そして“日技”が5~10年後の目指す方向を明確にした上で(ビジョンの明確化)、そこにどう向かって進むのかという枠組み(進め方のシステム化)がしっかりすれば、計画そのものが進化していくはずです。現在のように激動の時代に5~10年先までの内容をコンクリートするのは、たちどころに風化劣化してしまいそうです。ビジョンを決め、成長戦略と重点施策を設定し、公開・評価・参加の協働システムを進めることが、この委員会の使命です。
 広く歯科医療に従事する歯科技工士の観点から組織の事業推進のあり方を見直すことは、今までの事業が良いか否かを問い直すことであり、その計画(PLAN)、実行(DO)、評価(SEE)のサイクルを定着させます。事業を進める時は目的を定め、達成する計画を立て、それを実行し、その後に振り返り、その反省点を次回に生かし、次のサイクルがまた始まるというプロセスを意識しなければなりません。
 計画を策定後、どう実行していくか、会員の皆さんの関心を高めていただき大きな成果をあげる工夫が必要となりますし、次の段階では結果の評価が求められます。計画と結果のギャップを分析して高次の段階へ常に進化し続ける計画でありたいと願っております。ぜひとも歯科技工士の皆さんには、タウンミーティング等を通じて計画策定とその評価分析にご参加をお願い致します。

※一部、朝日新聞オピニオン(2012年12月29日付)より引用
 

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