2015 新年のご挨拶

2015-01-01



一般社団法人 大分県歯科技工士会  会長 川端 道徳

 新年明けましておめでとうございます。
健やかに新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。昨年も地球が病気の年で風害、水害、雨害、土害、灰害とそしてありえない人害まで惨事が多かった年で、消費税も3%アップでなにかと不安な一年でしたが、昨年中の定例事業は滞りなく施行されました。

 私は6月から会長の大任を受けましたが、14年間の素晴らしい実績を残された後藤前会長に比べると不安と心配が多いのでしょうか、会長を助けたいと思って頂いた全理事、全会員の協力に深く御礼を申し上げます。特に福祉大会は、日田玖珠支部の担当でしたので、懇親会では会員2名が踊りを披露して頂きました。さすが天領日田です。佐伯支部からは奥様方が参加して頂きうれしい限りです。
福祉大会当日は県北の新入会の女性達の明るい声が楽しさを倍増していただきました。毎回新鮮な会運営をして頂く担当理事と各支部の姿勢に感心させられ感謝致します。

 又、生涯研修会は7月の自由課程でペイント番長ことカナダ在住の横田浩史先生、12月の基本課程で大分県の誇り佐藤孝司先生をお呼びして開催致しました。ともに関心が高く県内外の多数の参加者に恵まれました。
このような催事の成功のため地道な活動を続けてくれる担当理事をはじめ各支部長さんに感謝いたします。今年も昨年以上の内容で頑張りましょう。

毎年歯科医師会には歯科医療関係団体での役員懇談会を開いて頂き、歯科技工士会からは現状報告と会員増のための支援をお願いしました。歯科医師会から義歯のネーム入れの協力依頼を受けましたので、特に大分支部を中心に協力をお願い致します。歯科医師会、歯科衛生士会との関係を深め地域歯科医療の向上のための両会の催物には出来る限りの参加をお願いします。

 私ども執行部は会員増をすべての最優先に取り組んでいますが、6カ月たって3名退会(廃業、死亡、その他)でしたが、新入会6名でわずかではありますが増えました。一般社団法人移行認定を機会に組織理解が進むように努力していただいている担当理事、各支部長が身近な未入会者に入会を勧めて苦労されている話を多く聞くようになった事はうれしいかぎりです。入会するつもりのメンバーが多くなりました。大分県内歯科技工士の声を中央の行政・日技に届ける窓口である唯一の組織であり、歯科技工士の生活基盤・環境の整備をするため一人でも多くの歯科技工士が一致団結し組織を支えることが重要だと信じて活動を続けていきます。

〈提灯の話〉人のために火をともせば、我がまえ、あき(明)らかなるがごとし

 さて、年末の衆議院選挙において、日技・県技からの支援をお願いに対して協力頂いたことに心から感謝とお礼を申し上げます。おかげさまで支援頂いた議員全員当選しました。しかし全国的に投票率が戦後最低となったことは非常に情けないことですね。

 国家試験は全国統一があたり前のはずが日技の最初の要請から32年を経て来年から実施されます。歯科技工士の懸案事項は一朝一夕で解決できない事をあらわす事案でした。しかし今は日技連盟と歯科技工士に関する制度推進議員連盟の密な活動によってそのスピードを速め確かなものになりつつあります。

 本年は社会的に景気浮上で国民生活が上向くことを期待しています。
会員の皆様にとっても幸せな一年でありますようお祈りして新年のあいさつと致します。

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