生涯研修自由課程が開催されました。

2015-06-14



平成27年度大分県歯科技工士会生涯研修会(自由課程)報告
    
学術担当理事 山縣 秀樹

 平成27年6月14日(日)に大分県歯科技術専門学校にて北九州市で歯科医院を開業されています安部歯科医院院長の安部雅幸先生と、宮崎県延岡市で歯科技工所を開業し宮崎県歯科技工士会会員の前田誠治先生をお迎えしまして、平成27年度大分県歯科技工士会生涯研修会(自由課程)の研修会を会員28名、未入会員8名、歯科衛生士会会員1名、歯科助手1名、歯科医師5名の計43名(講師2名含む)で開催しました。

 県技研修会では初めて(多分)実際に患者さんを呼んでの実習形式での勉強会でした。上下総義歯の患者義歯セット・上顎パーシャルデンチャーのバイトの矯正・スプリントによる体の歪みの矯正など、多岐にわたり大変充実した内容でした。

 この研修会は川端会長の発案によるもので実際に見て感じて日々の仕事に取り組んでもらえればと企画した勉強会でした。県技学術としても初めての事なので受講された方々に迷惑をかけた面も有ったかと思いますが一つの生涯研修の形ではあったと思います。

 それから、この研修会を開催するにあたり多くの方々に参加のお声掛けを協力して下さった各支部長・支部学術担当理事・歯科専の先生方に感謝申し上げ報告とします。




 尚、平成27年度大分県歯科技工士会生涯研修会(基本課程)の開催を平成27年11月29日(日)にコンパルホールにて日技認定講師の大石庸二先生をお迎えして行う予定になっています。会員の皆様のご参加よろしくお願い致します。














ご参加いただいた歯科衛生士さんからのコメント



 大分県歯科技工士会主催の研修会にはじめて参加させていただきました。病院歯科に勤務する私にとって、義歯の咬合は大変興味深いものがありました。

 バッカライズドの小臼歯から大臼歯にあてるセーフテイゾーンの話は、10年前の咬合の勉強会で一度聞いていましたが、歯科関係が診療の4割を占める当科にとっては、また新鮮な気持ちで聞く事が出来ました。

 L.B.Oの歯科技工士さんがおっしゃっていた歯科医師、歯科衛生士が協力して、患者さんの笑顔に貢献できるとの言葉がとても印象的でした。
 
 歯科技工士会の生涯研修会に参加でき、有意義な一日でした。もっと多くの歯科衛生士にも聞いていただきたかったと思いました。

             
                西別府病院 原 徳美 (大分県歯科衛生士会 副会長)


活動報告(カテゴリ)