生涯研修事業とは
日本歯科技工士会では、歯科技工士一人ひとりが技術向上と学術研鑽を図る機会を提供するため、1986年に厚生労働省後援のもと、生涯研修制度を医療界で初めて発足しました。
以来、専門技術に加え、法令や経営管理など幅広い分野にわたる講座を全国で年間約200開催しています。特に2003年以降は、日本歯科医師会と共催し、感染予防講習会も開催しています。
本制度は、歯科技工士が生涯にわたり知識と技術を学び続け、歯科医療の質向上と社会貢献を果たすことを目的としています。
2025年 12月
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日本歯科技工士会では、歯科技工士一人ひとりが技術向上と学術研鑽を図る機会を提供するため、1986年に厚生労働省後援のもと、生涯研修制度を医療界で初めて発足しました。
以来、専門技術に加え、法令や経営管理など幅広い分野にわたる講座を全国で年間約200開催しています。特に2003年以降は、日本歯科医師会と共催し、感染予防講習会も開催しています。
本制度は、歯科技工士が生涯にわたり知識と技術を学び続け、歯科医療の質向上と社会貢献を果たすことを目的としています。
毎年1月1日から12月31日までです。これは、厚生労働省の後援を得るため、また、通常の年度末にあたる3月に各年の修了者へ日技会長名による修了証書を交付する等のためです。
都道府県技から提出された開催計画書を元に、毎月開催される生涯研修中央本部委員会にて講師、講演テーマ、講演内容、開催時間等を確認、審査し認定可否及び単位数を決定の上、その結果を開催計画書提出都道府県技宛にお知らせいたします。
開催回数に制限はありませんので、複数回開催してもかまいません。
「日技認定講師」枠以外に「外部講師」枠が設けられています。例を挙げると、教養課程であれば行政担当官による関係法規講習や民間人による歯科技工士のためになるお話、専門課程であれば歯科医師による歯科補てつ物製作に関する講演等が認定されているケースがあります。なお、日技認定講師が講演する場合、登録専門分野以外の分野に関する講演も行うことができます(講演する日技認定講師が了承した上で)。
原則2か月前までの提出ですが、やむを得ない事情があれば1か月前までは受付可能です。
3年を1周期として、所定の単位を原則3年として4年または5年以内に取得することによって1期修了となり、次いで2期目の研修に入り、以下永続となります。
まず、生涯研修には一度の研修で教養課程(歯科技工士としての職業倫理、必要な経営・労務管理や一般教養知識等)と専門課程(歯科補てつ物製作等の専門知識)を学べる「基本研修課程」と、都道府県技が企画した内容によって開催する「自由研修課程」に分かれています。そして、原則として基本研修課程(1研修5単位)は3年で15単位、自由研修課程(単位数は各研修によって異なります)は3年で30単位を取得すると1期修了となります。なお、1年間に取得できる単位上限が基本研修5単位、自由研修13単位と決められており、それ以上取得した単位は有効取得単位にはカウントされません。また、猶予措置として、4年または5年で修了に必要な単位を取得された場合にも1期修了となるしくみになっています(5年を越えた取得単位は消滅します)。修了パターンを示しますので、ご参考にして下さい。